「怪物」「怪童」と呼ばれている高校球児がいます。高松商業の浅野翔吾選手です。
あのイチローさんとも何やら関係があるという話なんですよね〜。
どんな関係なんだろうね?気になるよね〜
強豪とは言え、公立高校で甲子園を目指した浅野選手。これまでどんな道を歩んできたのか、出身校なども気になります。
高校3年生ということで、進路はどうするのでしょうか。プロ?それとも進学?
ということで、今回は
・高松商業浅野翔吾の出身校は?
・高松商業浅野翔吾の卒業後の進路は?
について調べてみました。
イチローさんて、影響力ハンパないです!そして、それに応える浅野選手もこれまた大物です!
高松商業 浅野翔吾とイチローの関係は?
高松商業の浅野翔吾選手が、2022年夏の甲子園でも「怪物」なみの活躍ぶりです。
身長は171cmということで、野球選手としては小柄な体型にもかかわらず、小中学校時代、通算150本塁打を放った実績は「怪物」の呼び名にふさわしい実力ですよね〜。すごすぎる…。
そんな浅野選手ですが、あのイチロー選手と何やら関係があるとか。どんな間柄なんでしょう。
きっかけは2021年の甲子園での敗退
2021年の夏の甲子園にも、香川県代表として出場した高松商業。
3回戦で、智辯和歌山に5対3で敗退したんです。この大会は、智辯和歌山が優勝しただけに、残念な結果ながらいい勝負だったのではないかと思います。
実は、この時、高松商業の長尾監督が試合終了後のリモート会見でこんなことを言っていたんです。
「智辯和歌山はイチローさんに教えていただいて、強くなったんだろうなと思うと、うちにも来てほしい」
Yahoo!ニュースより
これを耳にしたイチローさんが、早速2021年12月に2日間の指導に駆けつけてくれたそうです。
さすがに、イチローさん、フットワークが軽いよね〜。長尾監督も言ってみるもんだ。よかったよね〜。
イチローの言葉が浅野翔吾選手を甲子園へ
イチローさんとの2日間の練習の中で、遠投でのキャッチボールも行った浅野翔吾選手。
直に受け取るボールや、目の当たりにしたイチローさんのバッティングが、さらに浅野選手を奮い立たせたようです。
「イチローさんに恩返しをする!」という誓いのもと、2022年夏の甲子園の出場権も勝ち取りました。
イチローさん、香川県大会も見ていてくれたみたいで、今大会前には「暴れてこい」ってメッセージも入ったみたいだよ。こりゃ、気合が入るよね〜
もちろん、浅野選手や高松商業のチームみんなの力だと思いますが、それでも、実際にイチローさんの野球や言葉にふれたことは、きっと甲子園出場のきっぷをより近いものにしてくれたと思います。
全国に14万人とも言われる高校球児の中で、イチローさんに直接指導を受けられるなんて、ほんのひと握り、いえそれ以下のはずです。
野球の技術的なことはもちろん、ものの考え方など、大人にもイチローさんに学ぶことは山のようにありますからね。
イチローさんは、高校生に野球を指導する理由をこんなふうに言っています。
高校野球は野球のおもしろさや魅力にあふれています。そしてみんな脳ミソがやわらかくて好奇心旺盛。一緒にやるのはけっこう大変なんですけどね。でも結局はどんな理屈をこねるよりも一球投げて、一発打つことのほうが彼らにはずっと響くし、届くんです。
Numberより
まさに、浅野選手もその一球一球がズシリと響いたんでしょうね。
高松商業 浅野翔吾の出身校は?
高松商業は、香川県立の高等学校です。
地元の皆さんの熱い応援に対する恩もあり、県外の有名私立からの誘いも蹴って、高松商業に入学したという浅野選手。
高校入学まではどんな道を歩んでいたのでしょうか?
浅野選手は、小学3年生から野球を始めたんだって。
小学校は、高松市立屋島小学校出身です。
少年野球チーム「屋島シーホークス」に在籍し、小学校の頃すでに95本塁打を記録していたと言います。
そして、中学校は地元の屋島中学校へ。
軟式野球をしていたそうですが、中学でもなんと通算55本塁打!
チーム自体も全国大会に出場するほどの、強豪チームだったようです。
そして、侍ジャパンU-15代表にも選出され、活躍が評価をうけています。
最近の高校スポーツは野球に限らず、越境でがんばる選手も多いよね。でも浅野選手は生まれ育った土地で、これまで頑張ってきたんだね〜。そりゃ、地元も応援したくなるもんだ。
高松商業 浅野翔吾の卒業後の進路は?
高校3年生ということで、気になるのは浅野翔吾選手の卒業後の進路です。
浅野翔吾の希望進路は?
実は、浅野選手、すでに「ドラフト1位でのプロ入り」を目標として表明しています。
納得ですね〜。
- 高校での通算本塁打は、PL時代の清原和博選手を抜いている
- 50mを5秒9で走る足の速さがある
- 捕手の経験もあるので肩も強い
これだけ揃えば、十分にドラフト1位もねらえそうです。
プロの手応えは?
もちろん、これだけの選手ですから、プロ野球界からも注目を浴びています。
今回の高松商業の試合には、いつもはここまでそろうことはない、12球団すべての関係者がそろっていたそうです。
そして、評価もすごいんです。
「ここ数年間の高校生野手では一番いいと思います。小柄だけど、弱点が見当たりません。ドラフト1位、少なくとも2位までには間違いなく消える選手。天性の長打力、スイング速度、ミート力だけでも十分なのに、肩が強くて足も速い。課題らしい課題が見当たらなかった。すぐにでもプロの打席に立たせてみたいくらいです」(日本ハム・山田正雄スカウト顧問)
日刊ゲンダイデジタルより
「ベンチから声を出してチームを鼓舞する姿、センターから指示を出すような姿勢から、強いリーダーシップを感じた。スイングもかなり力強い。打席を重ねる中で微修正したりと、対応力の高さも見て取れました。大舞台でも、初球からフルスイングしたのも高評価です。将来が非常に楽しみな選手。ドラフト1位候補? そうかもしれませんね」(オリックス・山口和男グループ長)
これは、ドラフト1位も夢ではないですね。
まずは、この夏の甲子園での勝利。重いほどの期待を背負っていると思いますが、秋のドラフト向けて、頑張ってほしいものです。
高松商業浅野翔吾とイチローの関係は?出身校と卒業後の進路についてまとめ
高松商業の浅野翔吾選手が注目されています。
監督のひと言から、指導に訪れてきれたイチロー選手。そんな憧れの選手の一挙手一投足が浅野選手の心に響き、イチローさんに恩返しをすべく、最後の夏の甲子園にも戻ってきました。
あのPL時代の清原さんを超える本塁打数、とんでもないパワーを秘めた選手は、ドラフト1位でのプロ野球入りを狙っています。
でも、それは夢ではなく、現実になりつつあります。
楽しみな選手ですね。活躍を期待しています。