ビッグモーターの不祥事問題が続いてるってことで、ビッグモーターの不祥事についてわかりやすく書いていくよ。
結論から言うと、
・保険金不正受給
・事故の隠蔽
・口コミサイトでサクラ
・パワハラの数々
・除草剤問題
までいろいろと疑惑が出てるね〜。中でも除草剤問題にはびっくりだよ。
ビッグモーターの不祥事をわかりやすく解説
中古車の販売と買取を行うビッグモーター。
全国に300店舗以上を構える、中古車大手であり、買取台数6年連続日本一を掲げる業界トップの会社です。
そんなビッグモーターでの不祥事が発覚し、連日取り沙汰されています。
いろんな不祥事が聞こえて来るけど、そもそも何してたの?という疑問がわくよね〜
ということで、わかりやすくまとめてみたいと思います。
①保険金の不正受給疑惑
今回のように、大きく報道に取り上げられる一番のきっかけになったのは、ビッグモーターの「自動車保険金の水増し請求」の疑惑が報じられたからです。
発端はビッグモーターの保険金不正受給
以前から、よくない噂もちらほら聞かれたビッグモーター。
しかし、今回のように報道が大きくなった大元は、損保大手3社である
- 「損害保険ジャパン」
- 「東京海上日動火災保険」
- 「三井住友海上火災保険」
が、払いすぎた自動車保険金の返還を求めたことが発端です。
こんな大手が騙されちゃったのかね?なんで、そもそも払いすぎちゃったんだろ?
保険金を損保会社に水増し請求していた方法は、簡単です。
車を故意に傷つけた
というものなんですね。
- ドライバーで車体を引っかいて傷つける
- ゴルフボールを靴下に入れて振り回し、車をたたいて傷の範囲を拡大させる
- タイヤに穴を開ける
- ヘッドライトのカバーを割るなど
どれもまさに「わざと」だよね〜
テレビで元社員が証言しているケースも見かけましたが、元からある傷をドライバーを使って傷の長さを伸ばすこともあったとか。
こんなことも、日常茶飯事となると、感覚もズレて来るのでしょうか。
②事故の隠蔽
保険金の不正受給以外にも、いろいろと「不祥事」と言われる疑惑があります。
週刊誌のフライデーで報じられていたのは、ビッグモーターの工場長が起こしてしまった事故の隠蔽です。
これは、エンジンの不調で預けられた車があり、工場長自らの失態で火事を起こしたにも関わらず、「車の自然発火」として処理したんだとか。
車の持ち主には、何の補償もされていないっていうから、とんでもないよね〜
③口コミサイトでサクラ
よくいろんな店舗で、利用後にぜひ口コミサイトに書き込みをしてくれと依頼されたりします。
ビッグモーターでも、グーグルなどの口コミの評価をかなり気にしていたようですね。
気にするだけならいいですが、上からその点数を上げるように店舗名指しで言われると、それはかなりの圧力です。
ビッグモーターは、いろんな上司からの命令がLINEで一日1000件とか送られてきてたってね〜。
これまでの中古車情報サイトなどでのビッグモーターの評価は、決して悪いものではなかったことから、意図して良い方に評価されたのではないかと言われています。
つまり、サクラだったのではないかということです。
このあたりも、徐々に判明しそうですね。
④除草剤問題
今回、そこまでする?と多くの方が驚いたのが「除草剤」の問題ではないかと思います。
これは、全国のビッグモーターの店舗前の街路樹が、除草剤をまかれた影響で枯れて、伐採されてしまったというもの。
群馬の太田店前では、17本のトウカエデが枯れたそうですが、そもそもかなり強い木なんだそう。それが17本も、街の中でそこだけまとめて枯れるとは、相当なことなんだそうです。
草を枯らすためであって、木にはかけてない、とか言っているみたいだね
理由は、はっきりしていませんが、各店舗の近所の方の話では、街路樹で看板や入り口が見にくかったりしたのではないかとのとこ。
このことについても、そのうちはっきりしそうですね。
⑤パワハラ問題
全国300以上の店舗があり、すべての店舗で不正といえることが行われていたかはわかりません。
しかし、いろいろな関係者の話であがっているのは、会社の上の方からのパワハラとも言える命令や処遇があったとのこと。
ひとつはLINEの話を先に出しましたが、1日に1000件を超えるLINEが届いて、見るだけではなく反応しないとそれも冷遇の判断のひとつにされるのだとか。
冷遇とは「降格」や「異動」のことで、日常茶飯事のように行われてきたようです。
そもそも、会社のいろんな情報伝達がLINEっていうのが…
また「環境整備」という名の、大名行列のようなものがあり、幹部が店舗のチェックに訪れるんだとか。
そこで、幹部が気に入らないことがあると降格、また宿泊や食事などの接待もしなければならず、それも幹部が気に入らないと降格、と信じられないことがまかり通っていたようです。
よく今まで表に出ずにきたよね〜
ビッグモーターは、売上7000億円を超える企業にも関わらず、上場していないことで、中身がベールに包まれている部分が多いのだとか。
今回、退任に追い込まれた兼重社長は、ぐんぐん業績を伸ばしてきていますが、創業以来、ほぼインタビューなども応じて来なかったと言いますから、そこには何か考えがあったのかもしれませんね。
何だか、、、こわいですね。
ビッグモーターの不祥事をわかりやすく解説のまとめ
個人的に、20歳の息子が車を買う時に、ディーラーかビッグモーターかで迷った過去があります。
今は、新車の納期に時間がかかりますよね。
それでも、ディーラーが納期を頑張ってくれると言うので、結果的にビッグモーターにお世話にならずにすみました。
今、考えると、無理をしてビッグモーターを断ってよかったかも
ビッグモーターの不祥事が芋づる式に出てきていますが、これまでいろんな噂や不正の報道はあまり取り上げられて来ませんでした。
でも、ここに来て、保険金の不正受給を皮切りにいろんな実態が掘り起こされています。
一つ一つの不正は複雑なものではなく、すべては利益のために行われたことのようにしか見えません。
お客さんとしてビッグモーターに関わった人にとっても、そこでまじめに働こうとしていた方たちのためにも、早く事態が明らかになって是正されるといいですね。