牛乳石鹸の青箱と赤箱の違いって、知ってますか?
わが家では、20年前に息子が生まれて以来「青箱」が定番ですが、その時に「青箱」を選んだ理由もこの違いからでした。
洗顔にも体用にも、長らく愛用してきましたが、ニキビには果たしてどうなんでしょう?赤ちゃんには?
ということで、今回は
・牛乳石鹸赤箱と青箱は洗顔には使える?ニキビは?
・牛乳石鹸赤箱と青箱は赤ちゃんには使える?
についてお伝えします。
牛乳石鹸赤箱と青箱の違いは?
牛乳石鹸の「赤箱」と「青箱」。
赤箱は1928(昭和3)年から、青箱も1949(昭和24)年から販売されている、超ロングセラー商品です。
時代が変わっても、これだけファンが多い商品は珍しいと思いますが、何となく使ってる方も多いのでは?
赤箱と青箱、結構いろいろ違う!
ということで、赤箱と青箱の違いを見ていきたいと思います。
赤 箱 | 青 箱 | |
洗い上がり | しっとりすべすべ | さっぱりすべすべ |
うるおい成分 | ・ミルク成分 ・スクワラン |
・ミルク成分 |
全成分 | 石ケン素地 香料 乳脂(牛乳) スクワラン 水 ステアリン酸 酸化チタン EDTA-4Na |
石ケン素地 香料 乳脂(牛乳) 水 ステアリン酸 酸化チタン EDTA-4Na |
香り | ローズの香り | ジャスミンの香り |
種類 | ・レギュラーサイズ(1個100g)1個入、3個入、6個入 ・赤箱125(1個125g)1個入、2個入 ・ギフト用(1個100g)10個入 |
・レギュラーサイズ(1個85g)1個入、3個入、6個入 ・バスサイズ(1個130g)1個、3個パック ・ギフト用(1個85g)10個入 |
価格 | ・レギュラーサイズ/1個110円 ・赤箱125/1個132円 ・ギフト用/1,100円 |
・レギュラーサイズ/1個88円 ・バスサイズ/1個126円 ・ギフト用/880円 |
よく見てみるとわかりますが、結構違いがありますね。
成分の違いが1番の差!
何と言っても、赤箱の方は
- うるおう成分の「スクワラン」が入っている
- ミルク成分(ミルクバター)が青箱より多めに入っている
ということで「しっとりする」という特徴があります。
牛乳石鹸というだけあって、新鮮な牛乳から作られてるんだってさ
香りも違うって知ってた?
香りが違うのも、大きなポイントです。
ロングセラーだけど、使うのって赤か青かどちらかだったりしますよね?
そうすると、香りの違いには気づかないもの。
ローズとジャスミンという違いはありますが、昭和のこの時代は粗末な石鹸も多く出回っていたそう。
そんな中で、花の香りがただよう石鹸を届けたい!と、その頃から香りにも工夫がされていたと言いますから、こんな気遣いがロングセラーのポイントなんでしょうね。
値段の違いの理由
値段も違っていたというのは驚きです。
そもそも、牛乳石鹸は「赤箱」が先に作られていました。
本社が大阪ということで、関西での牛乳石鹸はポピュラーになっていたものの、全国の人にその良さを伝えたい。
そんな願いのもと「洗い心地もさっぱり、サイズも少し小さくしてお安く!」と考え出されたのが「青箱」だったわけです。
関西は赤箱人気、関東は青箱人気!という噂が出たこともあったけど、今では好みに合わせて全国でファンが増えてるみたいだね〜
牛乳石鹸赤箱と青箱は洗顔には使える?ニキビは?
牛乳石鹸の公式サイトでは、「赤箱」の説明にこんなふうに書いてあります。
しっとりすべすべのなめらか美肌に洗い上げます。洗顔にも使えます。
牛乳石鹸公式サイトより引用
ということで、洗顔にももちろん使えます。
そして、個人差はありますが、ニキビ対策として使う方も多いようです。
「赤箱」を洗顔に使う愛用者は本当に多いようで、その価格もあってかリピーターも多い印象です。
牛乳石鹸のサイトによると、赤箱を洗顔に使ったきっかけは「敏感肌だったから!」が1番多いそう。
肌に優しいのが牛乳石鹸のウリなので、納得ですね。
でも、石鹸は石鹸だから、つっぱるんじゃない?って心配も多いよね〜
でも、赤箱を使ってみての感想で多いのは、なんと「つっぱらない!」なんです。
石鹸=つっぱるのイメージがあるからでしょうが、それを見事に裏切るんですよね。
ちなみに、洗顔については、赤箱限定での説明しか公式サイトにはありませんが、個人的には「青箱」も洗顔に使います。
スクワランなどは青箱には入っていませんが、それでも「つっぱり」はさほど感じません。
さすがに冬はお風呂上がりにニベアを塗るけど(どこまで青好き?)、この20年、洗顔は青箱でオッケーだよ
何と言ってもリーズナブルですし、まずは赤箱洗顔から始めてみるとよさそうです。
牛乳石鹸赤箱と青箱は赤ちゃんには使える?
大人女子に大人気の牛乳石鹸ですが、赤ちゃんにも使えるの?という疑問を見かけます。
答えから言うと、使えますよ!
というのも、わが家の20歳になる長男が生まれて間もない頃。
赤ちゃんニキビがなかなか治らず、皮膚科で相談したんです。
上の子と比べて、その数が尋常じゃなかったんだよね〜
するとお医者様が「お母さん、顔はどうやって洗ってます?」というので、ベビー用の洗顔フォームだと答えると
「牛乳石鹸でいいですよ〜。安いし、家族みんな使えるでしょ。いろいろ入ってないからね〜」。
それから、わが家の定番になった牛乳石鹸。それも先生の「いろいろ入っていない」が引っかかり、青箱の方を愛用しています。
ベビーせっけんも出てるからそっちも見てみるといいね〜。でも実は牛乳石鹸の方が成分もシンプル。試してみるといいね〜
牛乳石鹸赤箱と青箱の違いはいろいろある!洗顔やニキビにも赤ちゃんにも使える
牛乳石鹸の赤箱と青箱。
違いはいろいろありますが、成分はもちろん、香りも大きさも値段も違うんですね。
わが家は、お安く「青箱派」ですが、たまに赤箱をいただいたりすると、ゴージャスな気分になります。←何と安上がり!
大人はもちろん、赤ちゃんの顔を洗うのにも使えますし、家族全員使えるというのは嬉しいポイント。
お安い石鹸だけど、とにかく丁寧にココロを込めて作られている大阪発の牛乳石鹸。
まだ使ったことがない方は(←そんな人いるのか?)、ぜひお試しくださいね。