災害時や非常用にストックしておきたい「備蓄米」。
皆さんは食べたことありますか?
こちらの記事では、備蓄米がまずいと言われる理由を徹底解説!
その味やにおいの原因、古古古米との関係、美味しく食べるための裏ワザまで、まるっとご紹介します。

「まずいから捨てる」なんてもったいない!
ちょっとしたコツで、びっくりするほど美味しくなるんです。
おうちの備蓄米を“がっかりごはん”から“ごちそう”に変えるヒント、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
ちなみに、わが家は米を作っていますので、古古米ぐらいは普通に食べますよ!

何せ食べ物だから、人によって好き嫌いも違うしね〜
備蓄米がまずいって本当?その理由を徹底解説!
古古古米や古古米といった備蓄米を口にしたとき、「あれ、なんだか美味しくない…?」と感じたことがある人も多いかもしれません。
じつは、その“まずい”と感じる理由には、ちゃんとした根拠があるんです。
保存年数の違いだけでなく、香りや食感、調理方法によっても印象はガラッと変わります。
「新米と同じ感覚で炊くとギャップが大きい!」なんて声もチラホラ。

へ〜、そんなに差があるんだね!
この記事では、そんな備蓄米の「まずい」と言われる理由をしっかり解説していきます。
次のパートでは、どんな風に味や見た目が変化してしまうのかを詳しく見ていきますよ。
まずいと感じる原因とは?古古古米のにおいと食感の実態
結論から言うと、古古古米の「まずさ」は、主ににおいと食感にあります。
保存期間が3年以上あるので、お米の脂質が酸化しやすくなるのが原因。
この酸化が、独特のにおいや風味の劣化につながってしまいます。
「古新聞みたいなにおい」「湿った段ボールのような香り」と表現されることも。

えっ、それはちょっと食欲失せるかも…。
さらに、保存中に水分が抜けることで、炊き上がりはパサパサ。
もっちり感や甘みはかなり控えめになります。
冷めるとさらに硬くなるため、おにぎりには正直不向きなんですよね。
「水加減を間違えたのかな?」と感じてしまうのも、古古古米ならではの落とし穴です。

なるほど、まずく感じるのも納得かもね!
とはいえ、すべての備蓄米が「まずい」というわけではありません。
保存環境や調理の工夫によって、かなり美味しくなるんですよ!
保存期間による味の変化とは?古米・古古米との違い
お米の世界では、収穫からの年数で名前が変わります。
収穫年の年内に消費されるのが「新米」。
1年経てば「古米」、2年で「古古米」、3年以上経過したら「古古古米」と呼ばれます。
年数が増えるにつれて、においや風味の劣化も進んでしまうんです。

へ〜、名前でそんなに違うんだ!
新米は香りがよく、ふっくらした炊きあがりが魅力。
一方、古古古米になると色味が黄ばんだり、粒がバラバラだったりと見た目にも差が出てきます。
とはいえ、これも保存状態次第。
政府の備蓄米は温度や湿度管理がしっかりされているため、家庭保存よりはるかに品質が安定しています。

つまり、保存環境が勝負なんだね!
味の差があるのは確かですが、「古い=まずい」と決めつけるのはちょっと早いかも。
次のパートでは、そんな古古古米の実態についてさらに掘り下げていきます!
古古古米の実態とは?味・見た目・使い道をリアルに紹介
古古古米という名前、ちょっとインパクトがありますよね。
でも実はこれ、単なるネタじゃなくて、ちゃんとした定義があるんです。
3年以上保存されたお米を業界では「古古古米」と呼ぶことがあるんですよ。

えっ、ホントにそう呼ばれてるの!?おもしろい!
家庭ではあまり馴染みがないですが、備蓄米や業務用ではよく使われています。
じゃあ、その味って実際どうなの?という疑問に、ズバッと答えていきます。
古古古米はどんな味?食べた人のリアルな声
実際に古古古米を食べた人の感想で多いのは「においが気になる」「味が薄い」という声。
炊き上がると、ほんのり古びたにおいが漂ってくることがあるんです。
味のほうも、新米のような甘みや旨みが少なくて、なんとなく「味気ない」印象になりがちです。
ただし、保存状態がよければ「全然問題ない」「普通に美味しかった!」という人もいます。
実は食感やにおいが軽減されてるケースもあるんですよね。

おぉ〜、ちゃんと管理されてればいけるんだ!
つまり、「古古古米=絶対まずい」というわけではなく、条件次第でかなり変わるということです。
古古古米はどこで使われてきた?非常食や加工品での活用事例
そもそも古古古米って、どういう場面で使われてきたのでしょう?
答えは、「そのまま食べる」というより「加工して使う」ケースが多いんです。
たとえば非常食のアルファ米や、せんべい・おかき、米粉製品などに多用されています。
個人的には、アルファ米は全然イケますが、まずいと言いながら食べてる方もいましたね。

おせんべいや米粉パンにも使われてるんだね!
ほかにも、学校給食や自衛隊の食事、海外支援用の炊き出しなど、広く活用されてきました。
ただ最近は、価格高騰の影響で一般家庭向けにも流通するようになりつつあります。
だからこそ「どう使えば美味しくなるの?」という疑問が増えているんです。

たしかに、自分で料理するとき困っちゃうよね〜。
このあと紹介するのは、そんな古古古米を美味しく食べるための「調理法&裏ワザ」です!
備蓄米をおいしく食べる調理法&裏ワザ10選
「まずい」と言われがちな備蓄米。
でも、ちょっとした工夫でグッと美味しくなるんです!
味が薄いなら風味を足す、においが気になるなら香りでカバー。
そんな“裏ワザ”を知っていれば、災害時でも食卓が楽しくなりますよ。

おおっ、希望が見えてきた〜!
ここでは、簡単にできて効果バツグンな調理法と裏ワザを10個紹介していきます。
炒飯やカレーで美味しさアップ!アレンジ術を紹介
パサつきがちな備蓄米は、実は炒飯にピッタリなんです。
水分が少ないぶん、米がほぐれやすく、炒めると香ばしさが引き立ちます。
ごま油やにんにくで風味をアップすれば、においも気になりません。
カレーやシチューもおすすめ。ルウの強い香りでにおいをマスキングできます。

なるほど、香りでごまかすのがポイントなんだね!
味の濃い料理と合わせることで、風味が物足りない問題も自然に解消。
冷めても美味しいので、お弁当にもぴったりです。
炊き込み・雑炊・ドリアなど、におい&食感をリメイクする方法
薄味でパサつきが気になるなら、具材を加えて「炊き込みご飯」にするのが最強。
鶏肉・ごぼう・にんじん・きのこなど、うまみ食材を入れて炊くだけでごちそうに変身!
白だしや昆布茶で風味もグッと深まります。

わ〜、それ絶対おいしいやつ!
冷えたご飯は「雑炊」や「おかゆ」にして再利用するのもおすすめ。
スープで煮ることで、パサつきもにおいもやわらぎます。
あとは炊いたご飯をドリアにリメイク!
チーズとホワイトソースがにおいも風味もカバーしてくれますよ。
炊く前のひと工夫!酒・酢・昆布で味と香りが劇的改善
炊く前の準備でも、古古古米の味わいはガラッと変えられます。
まずは「しっかり洗う」。酸化した油分やにおいの原因を洗い流すのがコツです。
次に「浸水時間を1〜2時間とる」ことで、水分がしっかり入ってふっくら炊けます。

そんなに長く浸けておくの!?でも大事そう!
さらに、炊飯時に少量の酒やみりんを加えると、香りが立ってツヤも出ます。
においが気になるときは、お酢をほんの少し(小さじ1/2)入れるだけでOK。
だし昆布を一緒に炊くと、旨味も追加されて自然な風味に仕上がります。

うわ〜、それ全部やってみたくなるやつ!
お米を炊く時の水加減もポイント。いつもより1割ほど多めにするのがベスト。
もち米を少しブレンドすれば、もっちり感も復活しますよ。
備蓄米は本当に「まずい」のか?専門家や著名人の意見を紹介
SNSやメディアでも話題になっている「備蓄米まずい論争」。
でも、それって本当に正しい意見なのでしょうか?
今回は、実際に古古米を食べた著名人や、現場の声をもとに「まずい」に対する見方を整理してみます。

おっ、ここからはちょっと大人の視点だね!
橋下徹・山本一太など政治家の反応と世間の声
2025年5月、橋下徹さんがXでこんな投稿をしました。
「俺は古古米を食べたが、十分おいしかった。贅沢になりすぎてるんだよ、日本は。」
この発言、けっこう賛否両論でした。
でも実際、橋下さんは古古米を食べた経験をもとに発言している点がポイント。

食べてから言うって、説得力あるよね!
一方、国会では国民民主党の玉木雄一郎氏が「1年経った米は家畜のエサ」と発言。
これには群馬県知事の山本一太さんが「農家に失礼だ」と怒りの声をあげました。
「安くてありがたい」「炊いてみたら普通だった」という声も多く、意見は割れています。
メディアの印象操作だけでなく、実際に食べた人の声にも耳を傾けたいところです。
飽食時代の象徴?「まずい」と感じる前に知っておきたいこと
そもそも、私たちは普段から“おいしいお米”に慣れすぎているのかもしれません。
産地やブランドにこだわるのが当たり前になった今。
ほんの少しの香りや食感の違いでも「これはまずい」と思い込んでしまうことも。

あ〜、それあるかも!ちょっと敏感になりすぎかもね〜
しかも、災害時や非常時には「食べられること自体がありがたい」という感覚が大切。
政府が管理する備蓄米は、厳格な温度・湿度管理のもとで保存されています。
ちゃんと炊けば、十分おいしく食べられるお米なんです。
ちょっとした先入観を手放すだけで、意外と美味しく感じるかもしれませんよ。
備蓄米はまずいかのまとめ
今回の記事では、備蓄米が「まずい」と言われる理由や、その対策について詳しく解説しました。
要点をまとめると、以下のとおりです!
- 備蓄米がまずい原因は、においや食感の劣化によるもの
- 古古古米は3年以上保存されたお米で、味は保存状態に左右される
- 炊き方の工夫やアレンジレシピで、美味しく食べることができる
- 政治家や専門家の中には「十分美味しい」と評価する声もある
- 先入観をなくすことで、意外と美味しく食べられる可能性も高い
備蓄米は、非常時のためだけでなく、日常にも取り入れられる優秀なストック食材。
「まずいから…」と諦める前に、ちょっとした工夫で味も印象もガラリと変わります。
この記事を参考に、自宅の備蓄米を活用して、おいしく楽しいごはん時間にしてくださいね!