北京五輪、スノーボード女子パラレル大回転で、ベテラン・竹内智香選手の「不可解判定」が話題になっています。
竹内選手も「まったく、納得できないですねっ!」って言ってるけど、どういうことなんだろ?
この記事では、
・韓国選手団も爆発寸前
竹内智香の北京五輪での不可解判定とは?
2月8日に行われた北京五輪、スノーボード女子パラレル大回転には、ベテランの竹内智香選手が登場しました。
38歳であの身体能力、すばらしいですね。
この日も、決勝トーナメントに勝ち進んだ竹内智香選手は、1回戦でドイツのホフマイスター選手と対戦しました。
2014年のソチオリンピックのこの競技で、竹内選手は銀メダル、ホフマイスター選手は銅メダルという、因縁の対決でもあったんだね!
スタートからほんの少しばかり竹内選手が遅れぎみでしたが、後半はいいラインに戻ってきたと、中継の方も言っていた矢先のこと。
最後の斜面で、竹内智香選手が転倒してしまったんです。
そして、相手のホフマイスター選手もつられるように転倒。
でも、その後、2人は起き上がりまた滑り出して、結果的に僅差で竹内選手が先着しました。
ハラハラして見てたけど、中継の実況の人はこんなふうに説明していたんだよね。
「もし、竹内さんがホフマイスターさんのコースに入ってきて、邪魔をされたという意思をホフマイスターさんが手をあげて示せば、どうなったかわかりませんけれども、滑り出しましたので、もうこれは竹内さんの勝ちになりますね!」
gorin.jpの中継より
しかし、表示に出た判定は、竹内さんが「did not finish」。
つまり、途中棄権ということになってしまったんです。
北京五輪での不可解判定へ竹内智香が納得できなくて当然
終了後に、竹内智香選手がインタビューに応えました。
「4年に1度の舞台で全力を尽くしましたし、ベスト8にあがったと思ったんですが、ドイツチームがプロテスト(抗議)をしてきて、ジュリー(審判)のほとんどがドイツ人だったので、そういった意味ではだいぶ厳しいな、不利だなというふうに感じています。」
gorin.jpの中継より
この日の審判は、8人中6人がドイツ人だったとのこと。
そんな偏りってどうなの?というのが、素人の正直な感想ですが、内情はわかりません。
ただ、「納得いかない」という言葉を何度も繰り返していた竹内選手の不完全燃焼ぶりが、何とも残念です。
これには、ネットでも怒る人多数です。
・北京オリンピックの不可解な判定が多すぎて、オリンピック楽しくなくなってきた。。。
高梨沙羅も韓国選手団も不可解判定!?
今回の北京五輪では、他にも不可解な判定にあちこちで声が上がっています。
高梨沙羅さんの失格問題では、スーツの規定違反が大きく取り上げられることになり、
・女子ばかり失格なのはおかしい
・ランダムにチェックするのは不公平
という声が上がっていました。
スピードスケートでは、韓国の選手団が中国の目に余る贔屓に物申していて、国をあげての論戦に発展しています。
スポーツマンシップとかオリンピアの精神とか、勝てばいいというものではないはずだよね!
オリンピックは4年に1度の、アスリートにとっての大舞台。
当日、実力のピークを持ってくるだけでも大変なことなのに、せめてその力は公平にジャッジしてほしいですよね!
竹内智香の北京五輪での不可解判定をなくすには、やはり実力の世界なのか
「不可解判定」で北京五輪で敗退となった竹内智香選手。
自身も「まったく納得がいかない」と、困惑の表情でしたが、こんなことも話されています。
「ジャッジで覆されるのは悔しいけど、そういうのにも惑わされない強さが必要とも感じる」
スポーツ報知より
竹内さんに同情する声が世間のほとんどですが、中には、妨害とみなされてもしょうがないという声もありました。
ということは、やはり、はっきりとした「勝ち」を示せる実力が1番必要なのかもしれませんね。
でも、1番くやしいはずなのに「強さが必要」と気丈に語る竹内さんはカッコいいね!
次のトリノでの冬季五輪は、自分の中でも微妙だと感じている様子の竹内智香選手。
でも、今回、その言動に日本中の人が勇気をもらったはず。
ありがとう、竹内選手!