北京オリンピック2022に出場する日本代表選手には、10組の兄弟がいるそうですが、
冨田せなさんとるきさんの姉妹もその一組。
テレビで見かけるたびに、名前がかわいいなって思うんだけど、その由来が気になるよね!
「せな」と「るき」という名前には、どんな由来があるのでしょう?
そんな2歳差のそっくり姉妹の活躍の裏には、大きな親子愛があるようです。
今回は、
・冨田せなとるきの活躍は親子愛の賜物
について書いていきます。
冨田せな るきの名前の由来は?
スノーボード、冨田せなさん・るきさん姉妹の活躍が著しいです。
少しまえですが、こんなツイートがありました。
私も名前がひらがななので分かるんですが、ひらがなの名前って、パッと目がいくんですよね。
名簿の中でも、探しやすいと言うか。
それも「せな」と「るき」。確かに目立ちます。
2文字ということで、男の子にも女の子にもつけられる名前ですよね。
その名前の由来が気になりますよね!
ということで、いろいろ調べてみましたが、すみません、情報がありませんでした。
ごめんなさい!
どこかでお二人が話されたなら、少しぐらいは情報もありそうですが、公にされていないのかもしれませんね。
ここからは、私の推測ですが、こんな可能性もあるかなと思います。
・生まれる前から、または性別が分かる前から、男の子でも女の子でも通用する名前を考えていた
せなさんは1999年生まれ。るきさんは2001年生まれ。
実は、うちの長女が2000年生まれということで、私もそのくらいの頃に子供の名前に頭を悩ませたんですよね。
世紀の変わる年でしたから「これからの時代、女の子も自分の力で生き抜く力がほしいな」と思って、私は長女に命名をしました。
せなさんとるきさんのご両親も、きっと子どもたちにいろんな思いを託して、「せな」「るき」という素敵な名前をつけられたんだと思います。
姉妹そろってオリンピック出場だなんて、早くもすごい恩返しだね!
今後どこかで、本当の名前の由来を話してくださる機会があると嬉しいですね。
冨田せな るきの親子愛とは?
冨田 せな |
冨田 るき | |
生年月日 | 1999年10月5日 | 2001年12月28日 |
出生地 | 新潟県妙高市 | 新潟県妙高市 |
身 長 | 160cm | 158cm |
体 重 | 58kg | 非公表 |
学 歴 | 開志国際高等学校 | 開志国際高等学校 |
所 属 | アルビレックス新潟 | JWSC |
冨田せなさん、るきさん姉妹は新潟県妙高市出身。
スキー場もたくさんあって、スノーボードには恵まれた環境に育ったのか〜と思いきや、どうも違うようです。
姉妹の両親である、父親の達也さん、母親の美里さんは、共に愛知県の出身。
ふたりともスノーボードが大好きで、雪を求めて、新潟に移り住んだのだとか。
夫婦で好きなら、子どもにもスノーボードをさせたい!と思うのも当然ですね。
姉妹が幼い頃から、親子でスノーボードにはげみ、平日もナイターでできるところに父親と三人で出かけ、毎日練習を欠かさなかったと言います。
この写真は、平昌オリンピックのとき。本当に仲良さそうな雰囲気が伝わってきます。
でも、スノーボードというものを熟知している両親だけに、いろんな葛藤もきっとあったはず。
姉のせなさんは、2019年、中国で行われたワールドカップの練習の際、転倒して脳震盪を起こしたことがありました。
大切な大会でしたが棄権し、帰国して検査を受けたところ
「びまん性軸索損傷」
と診断されたそうです。
この病気は、
びまん性軸索損傷とは、頭部外傷後、意識障害を呈しているにもかかわらず、頭部CT、MRIで明らかな血腫、脳挫傷を認めない病態です。強い外力で脳に回転力が生じた場合、脳深部は脳表部よりも遅れて回転するため、脳がねじれます。その結果、軸索が強く引っ張られ、広範囲に断裂し、機能を失うと考えられています。
大阪市立大学大学院医学研究科脳神経外科学HPより
大変な大けがだったようで、せなさんは3ヶ月の安静が言い渡されます。
私が親なら、そんなけがをするようなことはもうやめて欲しいと思いますが、両親はそうではなかったと言います。
「心配だが、危険なスポーツであることは分かっているし、けがは覚悟して送り出している。本人たちのやりたいという意思を尊重しています」
Standard新潟より
美里さん、強いですね。
妹のるきさんが、インスタでこんなことを書いています。
子どもが危険な目にあったり、つらそうにしていると、先回りしてでも助けたいと思ってしまう親も多いはず。
普通なら、気になって気になってしょうがないさ!大けがなんてなおさらじゃん!
でも、本当に子どものことを考えるなら、あえていろんな経験をさせて、きついことも泣きそうなこともやらせてみることこそ、本当の愛情だと思います。
せなさんとるきさんを見ていると、それが2人の力になっているなとつくづく感じます。
冨田せなるきの名前の由来は親子愛へとつながっている
北京オリンピックに姉妹で出場する、冨田せなさん、るきさん。
「せな」「るき」というかわいい名前の由来が何とも気になりましたが、真相はわからず。
でも、女の子も男の子も関係なく、子どもが生まれたらこの名前!と決めていた、そんな名前のような気がします。
両親そろって、「せなるき」とか「セナルキ」とか呼んでらっしゃるのが、何だか個人的には大好きです。
姉妹だけでなく、両親も休日にはスノーボードを楽しむ冨田ファミリー。
スノーボード好きの両親が、雪を楽しむために移り住んだ新潟で、誕生すべくして誕生したオリンピック姉妹、それがせなるき姉妹なんでしょう。
北京オリンピックはバブル方式のため、試合前後に直接言葉をかけることも難しいようですが、きっと家族の力はコロナになんて負けていませんね。
ガンバレ〜!せなるき姉妹!応援してるよ〜