イギリスの新首相がリシ・スナクさんに決まったね。
夫婦でハイスペックってことで
・スナク首相の経歴
・妻の経歴
についてインド系の両親のことも織り交ぜてお伝えするよ。
結論から言うと、
・インド系の両親の元にイギリスで生まれたんだって
・妻はインドのトンデモナイ大富豪の娘さんだよ〜
イギリス・スナク首相の経歴は?
イギリスに史上初のアジア系首相が誕生したということで、リシ・スナク新首相が話題ですね。
リシ・スナク新首相の両親
イギリスに生まれたリシ・スナク首相ですが、両親がインド系の方です。
父親は、ケニア生まれで総合医療医。
母親は、タンザニア生まれで薬剤師という家系に生まれました。
スナク首相の祖父が元々インド北東にあるパンジャーブの出身。
1960年代に東アフリカからイギリスへ移住したそうです。
スナク首相自身は、インドには住んだことがないんだね〜
リシ・スナク新首相の学歴
インド系ながら、イギリスで生まれたスナク首相の学歴は、見事です。
日本に住んでいると、イギリスでのこのスナク首相の学歴のすごさがピンと来ませんが、かなりすごいんです。
まず名門のウィンチェスター・カレッジ
まず、ウィンチェスター・カレッジ。
カレッジと言っても、日本で言う大学ではなく、イギリスでは大学入学前に行く学校のこと。
ウィンチェスター・カレッジは13歳から18歳までの生徒が通う全寮制の学校で、「ザ・ナイン」と呼ばれる9校のパブリックスクールのうち最古の伝統を誇っています。
イギリスでは、パブリックスクールって、大学以上に重視されることもあるらしいよ。
ここでは、学業と生活の両面からの教育が行われるそうで、その昔は教会や僧侶などの教育の場だったとか。
この9校の出身者は、イギリスでは超エリートとして特権的な地位に立つことができるそうです。
ちなみに、学費は5年間で約3,500万円!すごっ!
大学はやはりオックスフォード大学
世界の大学ランキングで安定の1位を誇っているのがオックスフォード大学。
スナク首相は、ここで哲学、政治学、経済学を学ばれたそうです。
ちなみに、鉄の女と言われたサッチャー首相以降、スナク首相まで9人の首相が誕生していますが、そのうち7人はオックスフォード大学出身。
恐るべし、イギリスですね。
スタンフォードではMBA取得
大学を卒業したスナク首相は、アメリカのスタンフォード大学経営大学院に進み、MBAを取得します。
なぜアメリカ?それもスタンフォード大学は世界4位だけど?(十分スゴすぎだけど…)と思いましたが、私が無知でした。
世界MBAランキングなるものがあり、スタンフォード大学経営大学院は見事世界一なんです。
さすがです。ブラボー、スナク首相!
リシ・スナク新首相の経歴
世界最高峰の環境の中でMBAまで取得したスナク首相は、
- ゴールドマン・サックス
- ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド
など、金融機関で働かれていたそうです。
言うまでもないけど、どっちも世界トップの企業だよね〜
そして、2015年のイギリス総選挙で、庶民党議員に初当選し、なんと7年で首相に上り詰めてしまったという超スーパーエリートです。
イギリス・スナク首相の妻の経歴は?
そんな超スーパーエリートのスナク首相ですが、妻もすごい経歴の持ち主です。
お二人の出会いまではわかりませんでしたが、同じ年生まれで、どちらもスタンフォード大学経営大学院を卒業されていることから、出会いの場所は大学かもしれませんね。
そんな妻のアクシャタ・マーシーさん。
父親がすごいインドの大富豪なんです。
父親は、インドのITサービス大手「インフォシス」の共同創業者であるナラヤナ・マーシー氏。
1981年から2011年に会社を退くまでCEOなどの重責を務めていました。
会社を辞めて2年後には、また「経営を助けて〜」って会社に呼び戻されたんだって。経営手腕がすごいんだろうねぇ
「インドのビル・ゲイツ」とも呼ばれるナラヤナ・マーシーさんですが、Time誌でインドのIT部門の父と言われていて、資産は1.9億ドルとのこと。
そんなまさに大富豪の娘として生まれたのが、スナク首相の妻・アクシャタさんです。
ただ、現在もインド国籍で、イギリスでは非定住者として登録されているそう。
なので、イギリス国内では、その税金の納め方が合法ながらも納得がいかないと賛否両論のようですね。
イギリス・スナク首相と妻の経歴についてのまとめ
両親ともにインド出身、妻に至ってはまだインド国籍というスナク新首相。
日本だと、ぜったいに考えられないよね〜
そう考えると、イギリスって古いようで懐の深い国なんだな〜と実感します。
それにしても、スナク首相も妻も高スペックすぎて驚きの連続です。
2023年には、世界で最も人口が多くなると国連が予測しているインドですが、イギリスの首相選にもその一端を見ることができたということかも。
どんな政治手腕を振るわれるのか、これからのスナク首相に注目したいです!